車載カメラ

結露によるレンズトラブルを解決

従来のバスのドライブレコーダー用のカメラでは 1年~1年半で、画面が曇る現象が発生し、バス会社は頭を抱えていました。
使用しているレンズの表面が白濁し撮影に影響が出ていたのです。

原因は、結露によるコーティング劣化

ドライブレコーダーは天候により発生した結露でレンズ表面に水滴がつき、それが乾くという事象を繰り返します。
そしてレンズ表面のコーティングが劣化し、レンズ表面が白濁した状態になるのです。
これは「白ヤケ」とも言われます。

結露が発生しづらいコーティングを発見し、新しい「車載用レンズ」が完成

一般的なレンズは車載への搭載を想定していないため、長時間環境試験を行いながら結露しにくいコーティングを模索しました。
そして、成果が出たコーティングを車載カメラのレンズに施し「車載用レンズ」が完成しました。
結果、そのレンズを採用後は画面が曇る現状は発生しなくなり、安全な運転、バス会社の管理に大きく貢献できたのです。